ちりめんはカタクチイワシの稚魚で、別名しらすと呼ばれ、体調は約35mm程度。
関東では生干しで柔らかい物が好まれ、関西では「ちりめんじゃこ」といってよく干し上げてあります。「しらす干し」とも呼ばれます。「じゃこ」というのは、「かま上げ」といって釜から上げたてのものをいいます。
親のカタクチイワシは約3年の寿命で、初夏に産卵期を迎えます。稚魚のちりめんは晩秋から春にかけてたくさん獲れ、特に秋深い頃に獲れるものは純白で、秋ちりめんといって重宝されます。
少し成長した物を、「親に返る」といって、かえりちりめんとも呼ばれます。
瀬戸内海のような、プランクトンの多い、潮の流れの緩やかな海域で成長し、親になった成魚は約15cmくらいですが、その前に正月料理に欠かせないゴマメ(田作り)と呼ばれる幼魚になります。